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コラム
地域介護を支える新しい力
外国人スタッフが生む施設の好循環
2026年3月取材
高齢化が進む日本では、特に地方において介護人材の確保が大きな課題となっています。北海道の地域施設でも同様で、「人をどう集めるか」は多くの施設が直面している問題です。こうした状況の中で、ICTや介護ロボットの活用とともに注目されているのが、外国人スタッフの活躍です。
今回取材した きもべつ喜らめきの郷 では、外国人人材の採用を積極的に進めており、現在は施設全体で介護職員のおよそ3分の1が外国籍職員となっています。施設では「介護を真剣にやりたい人であれば国籍は関係ない」という考えのもと、人材確保と育成に取り組んできました。
施設長の 木下様 は次のように話します。
「地方の介護施設にとって、人材確保は大きな課題です。外国人人材は地域の介護を支える大切な存在になっています。」
外国人人材の受け入れによって、施設にはさまざまな変化も生まれました。日本語が十分でなくても業務が理解できるよう仕事の手順を整理したことで、業務の標準化が進み、指導体制もより柔軟になりました。また、外国人人材が母国の踊りを披露したり、日本の行事を一緒に楽しんだりすることで、入居者との交流も生まれています。職員同士のコミュニケーションも活発になり、互いを尊重する意識が高まるなど、職場の雰囲気にも良い変化が生まれています。
多様な人材が協力し合うことで生まれる新しい介護のかたち。きもべつ喜らめきの郷では、外国籍職員の存在が施設の好循環を生み出しています。人材不足が進む地方において、多様な人材が支え合う介護の形は、これからの地域介護の大きな可能性を示しています。
