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コラム

介護の現場に、技術の力を
——介護ロボットで変わる未来のケア

取材先:株式会社マルベリーの取組みより

現場の課題に応える「テクノロジー」という選択肢

人手不足や身体的な負担、夜間の見守りの難しさなど、介護の現場では多くの課題に直面しています。
近年、こうした課題への解決策として、介護ロボットやICT機器の活用が注目されています。

今回は、介護現場へのテクノロジー導入支援を手がける株式会社マルベリー 介護事業部門 営業主任の稲葉 有沙さんに、現場で起きている変化や導入時の工夫、そして今後の展望についてお話を伺いました。

負担軽減と安心を両立させるロボット導入

株式会社マルベリーでは、移乗支援機器や見守りセンサーなど、介護施設ごとの課題に応じたロボット導入支援を行っています。

たとえば夜間の見回り業務では、センサーを活用して利用者の状態を事前に確認することが可能です。
その結果、必要なタイミングで適切な対応ができ、職員の身体的・精神的負担の軽減につながるとともに、利用者にとっても起こされることのない、静かで安心な見守りが実現します。

稲葉さんは次のように話します。
「導入前は『本当に使いこなせるのだろうか』と不安の声が出ることもありますが、実際に使ってみると『これは便利だね』と、比較的早い段階で現場に受け入れられるケースが多いです」

現場に合わせた支援が導入成功の鍵

マルベリーが大切にしているのは、単なる機器の販売ではなく、現場に寄り添った支援です。
施設の状況や職員の体制に合わせて機器を選定し、導入時には操作説明や活用方法のレクチャーも丁寧に行っています。

「導入して終わりではありません。職員の皆さんが安心して使い続けられるよう、導入後のフォローや運用のアドバイスも重視しています」と稲葉さんは語ります。

こうした伴走型の支援が、テクノロジー導入を“一時的な取り組み”で終わらせず、現場に根づかせるポイントとなっています。

次世代の介護職に向けて伝えたいこと

稲葉さんは、これから介護の仕事を目指す若い世代に向けて、次のようなメッセージを届けています。

「介護は、ただお世話をする仕事ではありません。その人らしく生きることを支える仕事です。
テクノロジーの力を借りることで、もっと安心・安全に、そして誰もが働きやすい現場をつくることができます。
そんな介護の“進化”を、ぜひ一緒に体験してほしいと思っています」

テクノロジーは、現場を支えるパートナー

介護ロボットやICT機器は、業務の効率化だけを目的としたものではありません。
職員の働きやすさと、利用者の安心を同時に支える「パートナー」として、今後ますます重要な存在となっていきます。

介護現場を取り巻く環境が変化する中で、テクノロジー導入は特別なものではなく、未来の介護を支える選択肢の一つとして、前向きに検討される時代になっています。

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