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コラム
学ぶことは生きること。「共生」をテーマに
介護の現場で活躍するスペシャリストを育成
1965年から60年にわたり学校法人を運営し、現在では福祉・医療の分野に特化した専門学校を運営する学校法人西野学園。「学ぶことは生きること」をキャッチフレーズに、介護のスペシャリストを育成する同学園の藤井一磨先生に学びの特徴や介護の仕事に携わる魅力などを伺いました。
「時代に貢献する職業人の養成」を目指し
多様性を重視した教育を展開

学園は、1965年西野桜幼稚園の開園に端を発し、1968年学校法人西野学園を設立。現在、医療・福祉の分野の専門学校を3校運営し、「時代に貢献する職業人の養成」という理念のもと、国家資格取得に向けた指導に特化し、福祉・医療の分野で活躍する高度な専門知識・技術を持つ人材の育成を目指しています。現在はアジアを中心に多国籍の学生を受け入れ、多様性を重視した教育を展開しています。介護福祉学科で目指すのは国家資格の取得ですが、そこで問われる専門性には介護する根拠をしっかり考え、相手のことを理解することが重要です。本学科では多様なグループワークを設け、介護の視点に他職種の視点も加えた多職種連携に対応し、ディスカッションを積み重ねています。
「学生ファースト」で学びたい意欲を後押し
学生と教員が共に成長するフィールドへ

当学園の教育で大切にしているのは、学生ファーストであること。アクティブラーニングの手法を取り入れ、ペア学習やグループ学習、問題解決型学習などを積極的に行い、学生が学びたい分野への取り組みを後押しするような指導を大切にしています。今年度は「共生」という方針を掲げ、学生と教員が共に成長し、共に同じフィールドで学び続ける環境の充実を図っています。
今年4月に当学園は学校法人成徳学園と合併し、介護福祉科は「せいとく介護こども福祉専門学校」にて再始動していきます。入学前にはセミナーを実施し、学生が緊張することなく一斉にスタートを切れるような体制を整備しています。また、国家試験に不合格した場合や、働き始めて悩みを持つOBの相談に応じるなど、卒業後のサポート体制も万全です。介護福祉科では2年間に4回の実習があり、学生と面談をしながら、さまざまな分野の施設で行われます。そうした中で長年お世話になっている法人や施設に就職できるように働きかけ、就職した後も教員や実習指導者、実際に働いている先輩などがフォローする体制が整っています。
介護の仕事は人生を支えるライフサポーター
本当に人のためになることは何かを考える魅力がある

学生が介護の仕事を目指した「きっかけ」で多いのは、親が介護をしていて、それを身近に感じたこと。また、中学や高校の職業体験で介護の現場に行き、利用者さんから「ありがとう」と言ってもらった体験が響いた学生も多いですね。
オープンキャンパスで高校生に話しているのは、「介護の仕事はライフカウンセラー」ということ。介護の仕事は利用者さんがどんな生活を送りたいのか、しっかり理解した上で行います。車椅子を押すのは手段であり、目的ではありません。本当に人のためになるのはどういうことか、考えることができるのも魅力の一つだと思います。
本当に人のためになるとは、それぞれの価値観があって違うと思いますが、人を守ること、人を支援することが好きな人は、介護の仕事はやりがいを感じることができると思います。自分の子どもが人を支えるタイプだと思ったら、福祉系や医療系の仕事に後押しするのも一つの選択肢ではないでしょうか。当学園で専門的な知識や技術を学び、介護の現場をリードするスペシャリストを目指してみませんか?

学校法人 西野学園
https://nishino-g.ac.jp/
