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コラム
介護福祉士は、国家資格を有する
介護のスペシャリスト
一般社団法人北海道介護支援専門員協会
ケアマネジャーは、介護サービスの要となる専門職
ケアマネジャー(介護支援専門員)は、介護を必要とする方の相談や心身の状況に応じ、適切な介護サービスが受けられるようにケアプランを作成する専門職です。要介護者と市町村・事業所・施設・家族などとの架け橋となり、連絡・調整を行って円滑にサービスを実現する、介護保険サービスの要となる重要な役割を担っています。
ケアマネジャーの活躍の場は多岐にわたります。
特別養護老人ホームなどの介護保険施設に勤めるケアマネジャーは、利用者が施設内で快適に過ごせるように、本人・家族の希望に配慮したケアプランを作成するとともに、施設内で働く介護職員や看護師、機能訓練指導員などと連携し、適切なサービスを提案します。
居宅介護支援事業所に勤めるケアマネジャーは、利用者が自宅で自立した生活を送れるように、本人や家族の要望に沿ったケアプランを作成し、居宅サービス事業者などと共に支援していきます。施設入所が必要な利用者には、介護施設を紹介し、各施設や機関との連携も行います。
また、これらの施設や事業所以外にも、地域包括支援センターやグループホーム、有料老人ホームなど様々な場所で、多くの介護支援専門員が活躍しています。
多くの介護福祉士が、
キャリアアップの目標に
ケアマネジャーとして業務に従事するためには、「介護支援専門員実務研修受講試験」に合格し、さらに、「介護支援専門員実務研修(87時間の研修)」の受講を修了した上で、各都道府県から介護支援専門員証の交付を受けることが必要です。
この試験を受験するためには、一定の資格分野(介護福祉士・医師・看護師・社会福祉士など)に基づく5年以上の実務経験が必要ですが、試験合格者のうち介護福祉士が占める割合は5割以上(※)となっており、多くの介護福祉士がキャリアアップの一つとしてケアマネジャーの資格取得を目指しています。
※厚生労働省「第23回介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況について」より学び続けること、
アップデートが求められる仕事
ケアマネジャーの資格は5年単位の更新制になっていて、更新するには「更新研修」の受講が必要です。また、業務については介護業務全般をマネジメントする立場にあり、3年ごとに改正される介護保険法などの法令・制度に関する知識が求められ、常に学びが必要な職業だといえます。
介護支援専門員の法定研修
証を新規で交付するために必要な研修 |
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証を更新するために必要な研修 |
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更なるスキルアップのための研修 |
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北海道介護支援専門員協会では、独自事業として、ケアマネジャー資格取得に向けた受講試験対策セミナーのほか、資格取得後の実務経験3年未満の初任者から主任・管理者クラスまで、経験に応じた階層ごと、テーマごとの研修を体系化して実施しています。また、行政から委託されたケアマネジャー支援のためのさまざまな取り組みを行うなど、ケアマネジャーになる前も、なった後も継続的にサポートします。
介護の仕事に携わるみなさんのケアマネジャーとしての歩みを応援しています。一般社団法人 北海道介護支援専門員協会
北海道内のケアマネジャー(介護支援専門員)により組織する職能団体。より良い高齢者支援の実現に向け、各種研修会などを通じたケアマネジャーの知識・技術の向上や社会的地位の確立に向けた活動に取り組んでいます。
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