北広島リハビリセンター のびのびファイン
介護職員
2022年
高校卒業後、自動車の販売会社で営業社員として2年ほど勤めていました。祖父と祖母を早くに亡くし、高齢者の方といろんな話をしたいという思いがあり、介護の道へ進もうと転職を決意。学生時代にインターンシップで行った介護施設での楽しい思い出もきっかけの一つですね。
転職サイトの求人を見て応募しましたが、正直、介護業界のことはよく分からなかったので、とりあえず受けてみようかという気持ちでした。面接ではすごく親身になってお話を聞いていただき、ここで働きたいという気持ちが芽生えて、今年1月に入社しました。
携わっているのは、要介護認定を受けた利用者さんの通所のデイサービス事業。まず車で利用者さんを迎えに行き、運動やリハビリの補助をしたり、体を動かすときのアドバイスをしたり、利用者さんと会話しながら日中を過ごし、夕方にご自宅までお送りするという流れです。
基本的には世間話ですが、利用者さんが子供の頃のお話や戦争を経験されている方の貴重なお話を聞かせていただくこともあります。中には東京の空襲を経験された方がいらっしゃって、現代では考えられないようなお話を聞かせていただき、とても心に残っています。
運動やリハビリの補助をした時、「ありがとう」という感謝の言葉を言っていただけたりするとやりがいを感じますし、これからももっと頑張ろうって思えますね。
見た目は平気な顔をしている利用者さんでも、実際に話を聞いてみると「ここが痛くて」とか、「ちょっと具合悪くて」ということが結構多く、話してみないと分からないと実感し、そういうところは気を使っていこうと思っています。
まずは3年間の経験を積んで、介護福祉士の資格を取ること。将来的には、相談員という仕事をしてみたいと思っています。相談員は、要介護認定を受けた高齢の方のお話を聞き、どういう介護が合っているのかアドバイスするような仕事ですが、前職ではお客さまに提案する機会が多々あり、その経験を活かすことができるのではないかと思い、とても面白さを感じました。
僕は高校からラグビーをやっていて、今は芦別と旭川の社会人チームに所属し、休日はどちらかのチームで練習や試合を行っています。距離的には遠いですが、ドライブが好きなので、運転している道中も楽しいですね。また、筋トレにも凝っていて、平日は仕事が終わった後、週5回のペースでスポーツジムに通っています。
前職に比べると仕事のストレスもなく、職場環境がすごくいいので、プライベートも充実できているなと実感しています。転職したことでラグビーを思い切り楽しめるし、仕事の面でもやりたいことに向かって頑張ろうと思える。今は両方ともすごく充実していると思います。
介護の仕事は辛いというイメージを持つ人もいますが、自分が働いてみて、実際そんなことはなく、本当に楽しく働いています。仕事なので辛いこともあると思いますが、固定概念で決めつけないで、思い切ってチャレンジしてもらいたいなと思います。介護の仕事、僕は胸を張っておすすめしたいですね!
※2022年8月取材
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