聞いてみよう! 介護のしごと

INTERVIEW

阿部 正徳 さん

毎日が小さな発見と感動の連続!
こんなに楽しくてやりがいのあるしごと、他にはないと思っています。

介護のしごとに就こうと思ったきっかけを教えてください。

僕は学生時代ずっとバレーボールをやっていて、結構な強豪校に所属してそれこそ“バレーボール漬け”の毎日を送っていました。将来は体育教師になって生徒にバレーを教えたいと思っていたのですが、その夢を諦めなくてはならなくなって。教師ではなくても人と関われるしごとがしたかったことと、自宅に祖母がいたということもあって介護の道を考えるようになりました。進んだのは福祉住宅を学ぶ専門学校だったのですが、その研修で介護施設を訪れた時にとても生き生きと働いている職員の方や楽しそうな利用者の方の様子を目の当たりにし、こちらの職場の方が自分に向いていると感じて方向転換して今に至っています。

しごとをする上で大切にしていることは何ですか?

毎日を何となく過ごすのではなく、その日起きたことや実施した業務などを振り返って、良かったこと、悪かったことをしっかり把握し次に生かすということでしょうか。後はやはり細やかな目配り・気配りですね。利用者さんの小さな変化を見逃さないよう気をつけています。またその変化をしっかりチームで共有することも大切。利用者さんとのコミュニケーションだけではなく、スタッフ間のチームワークも重要です。チーム全体でケアしているんだという意識も常に持つようにしていますね。

経験を積んでいく中で
しごとに対する意識が変わったことはありますか?

介護のしごとに就いて20年程になりますが、20代の頃はとにかくがむしゃらで目の前の事をひたすらこなすのに必死でしたね(笑)。そこから少しずつ経験を積んで、介護福祉士・ケアマネジャーの資格を取得したりすることで視野を広げることができたかな、と感じています。また、利用者さんがこの施設で過ごす時間だけではなく、居宅に帰ってからの時間にも思いを巡らせるようになりました。そうすることで、組み立てるケアプランなどもより利用者さんやご家族の目線に立ったものにできればと思っています。20年間で何百人・何千人という利用者さんと関わらせていただいているので、その経験をしっかりと生かし、この施設が利用者さんの生活の支えとなる場所であり続けられるよう、生活相談員として責任感と自覚を持って介護のしごとに従事していきたいです。

今後の目標はありますか?

具体的な目標としては、社会福祉士の資格を取得したいと思っています。さらに広い視野を持つことで介護のしごと全体を考えていければと。また、まだまだ介護のしごとへのイメージが偏っていたり、理解が足りていないように思うので、自分がどこまでできるのか分かりませんが、職員の処遇改善や介護職の社会的地位を高めるために少しでも何か手助けができればと考えています。

介護のしごとを目指す方にアドバイスをお願いします。

一言で言うと、介護のしごとは“とても楽しいしごと”です!利用者さんとの触れ合いの中で「あ、今日は表情が柔らかいな」「この前できなかったことができるようになっている」など、毎日小さな発見や感動を得ることができますし、自然と笑顔でいることを心がけるようになるので、自分自身も若くいられますし(笑)。ぜひ臆せずまずは介護のしごとを知ってみようと思ってもらえたら嬉しいですね。

※2021年12月取材