聞いてみよう! 介護のしごと

INTERVIEW

花田 ちひろ さん

職場の温かいフォローと充実した制度のおかげで、育休を経た子育て期間も変わらず安心して働けることに感謝しています!

介護のしごとに就こうと思ったきっかけを教えてください。

専門学校で保育士とヘルパー1級の資格を取ってからまず知的障がい者施設に就職し、やりがいは感じていたのです。ただ、時代的なこともあったと思うのですが、どこか閉鎖的な空気を感じて心身共に疲れてしまう所があって。そこで、持っている資格で違う分野に挑戦しようと思ったのが介護のしごとに就いたきっかけですね。それから現場異動はありながらずっと同じ職場で働けているのはやはり職場の雰囲気や環境が自分に合っていたからだと思っています。2019年に1年間の産休をいただき、2020年4月に現場復帰して今に至っています。

しごとをする上で大切にしていることは何ですか?

ケアをする上で技術的なことも必要だと思うのですが、何よりも利用者の方々と“気軽に声を掛けてもらえる”関係性をつくる事が大切だと感じています。「介護しなければ」という意識が強すぎるとつい上から目線になりがち。時には逆に利用者さんに甘えるくらいの心構えで、同じ、または下の目線に立って接することが良い関係性を生むこともあるんじゃないかと。実は私は昔、果物の皮をむくのが苦手だったのですが、それを見かねた利用者さんが「こうむくんだよ」と上手にむいてくださったことがあって(笑)。それ以来職業としてのケアスタッフというよりは利用者さんの娘・孫のような気持ちで接することも重要なんだ、と強く感じるようになりましたね。もちろん、プロのケアスタッフとしての意識を持った上で、の話ですが。

介護のしごとにやりがいを感じる時は?

今私は重度の認知症の方が多いグループをケアしているのですが、言葉を話すことや表情を変えることが難しい状態の中で笑顔を見せてくれたりすると、「今日のケアが良かったのかな」と思えて嬉しいです。またそういったエピソードなどは他の職員とも積極的に共有し、利用者さんがこのデイサービスで少しでも良い時間を過ごせるよう工夫しています。

今後の目標はありますか?

職場復帰して1年経ちましたがまだ今は子育てと仕事との両立で精一杯というのが正直な所で(笑)。ありがたいことに職場復帰後も時短勤務などの制度が充実していることや、職場の皆さんからの温かなフォローに本当に助けられているので、もう少し仕事と子育ての両立に慣れて職場で少しでも役に立てることが増やせればと思っています。またこれまで多くの良い先輩に恵まれ、的確なアドバイスをもらえたことで今の私があるので、後輩に対してもそんな頼りにされる先輩でいられるよう一緒に切磋琢磨しながら共に成長していけたら嬉しいですね。

介護のしごとを目指す方にアドバイスをお願いします。

介護職は生活に密接している大変身近なしごとです。専門性も必要ですし、自分の考えだけに偏ってはいけないという面もありますが、介護のしごと未経験の方でも自分の経験や得意なことを生かしやすい職場だと思いますので、ぜひ介護のしごとにチャレンジしてみていただけたらと思います。

※2021年12月取材